こんにちは、旅好き主婦のヨーコです。
これまで1人で東南アジアを中心に旅をしてきましたが、よく「1人で危なくないの?」と聞かれます。
結論を言えば、そこまで身の危険を感じたことはありません。
怪しい人に着いていかない、夜は出歩かない、大金は持ち歩かないなど、ある程度は危機感を持ちながら旅をしているからです。
とは言え、旅のトラブルがゼロかというとそういうわけにはいかず、何度かヒヤッとする出来事がありました。
今だから笑える旅の話。これから旅をする人は私の失敗から学んでくださいね!
旅のトラブルその1・フェリー乗り場の連行事件
マレーシアの1人旅での出来事。
急に海が見たくなり、クアランプールからバスでルムッという町へ移動することにしました。
夜行バスに揺られ、てっきり到着は朝になるものだと思いこんでいたのですが、町に着いたのはなんと明け方4時前。
周囲は真っ暗で人影もまばらです。
フェリー乗り場に到着後はそのまま島へ向かう予定だったのですが、到着時間が早すぎてフェリーもまだ運航していませんでした。
諦めてバスを降りた場所で日が昇るのを待とうとすると、バスの運転手さんに「彼に着いていけ」と指示されました。
いつもなら怪しい人には着いていかず無視するのですが、半分寝ぼけていてその男性に着いていってしまいました。
自称「Policeman」と名乗るその男にフェリー乗り場へ行こうと誘われ、手を握られました。
さすがにここで危険を察知。(ちょっと遅い)
男の誘いをやんわり断り、近くのホテルへ逃げこんだため、難を逃れました。
親切な人を装って声をかけてくる人物には要注意!
旅のトラブルその2・タイの田舎で迷子になる
タイ北部の田舎町を旅したときのこと。
旅の大きな目的は、タイ北部のある町にいる1人の日本人を訪ねることでした。
ガイドブックにものっていない田舎町です。
その日本人から聞いた住所を頼りに、田舎町を目指すことにしました。
前日にチェンマイという大きな都市に滞在していたため、ホテルのスタッフに住所を書いた紙を見せ、それをタイ語に訳して書いてもらいました。
バスに乗りこむと観光客はゼロ。でもそれがまた旅気分を盛り上げます。
終点まで到着し、そこからタクシーなどで移動すればなんとか行けるだろうと考えていました。
でも考えは甘かったです。
人が集まってきてタイ語で話しかけてくるのですが、当時の私はタイ語がさっぱりわかりませんでした。
そのときに限って、タイ語の辞書なども持っておらず。
住所の書かれたメモを見せると、「チェンマイへ行け」と言われる始末。私、たった今チェンマイから来たんだけど・・・。
そんなとき1人の男性があるところに電話をかけてくれました。電話がつながったようで、私に差し出してきます。
電話口に出ると、なんと聞こえてきたのは日本語!
電話の相手はその町に住む日本人女性でした。
事情を話すとすべてを理解した様子で、「〇〇まで送ってほしい」と電話を通じてタイ人に伝えてくれました。
タイならば英語が通じると思ったら大間違い。田舎では通じないこともあります。
それからというもの、私の旅の必需品に「指さし会話帳」が加わりました。
旅のトラブルその3・酔って川に転落
またまたタイでの出来事。
20代前半の頃の旅は行き先も決めず、泊まる場所は現地で探すバックパッカースタイルでした。
そのときも数百円で泊まれる安宿に泊まっていました。
宿のスタッフと仲良くなり、夜は遊びに行くことになりました。
タイのディスコへ行き、現地の若者に混ざってお酒を飲んで楽しんだ私はすっかりいい気分に。外へ出ると風が気持ちよかったのを覚えています。
一緒に遊びに行ったタイ人スタッフが「せっかくだから星を見に行こう」と誘ってくれました。
バイクに乗って、星を見に行くなんて最高!そのときは思いました。
バイクが停まり、着いたよという声で上を見上げると満点の星空が広がっていました。
宝石箱みたいにキラキラ光る星空に大興奮。
バイクを降りて1人ではしゃいでいました。
そう思った瞬間、なんと川に転落・・・。
街頭もなく、あまりに暗すぎて、足元が見えなかったのですが、そこは川辺だったのです。
幸い水深が浅かったため助かりましたが、さすがにそのときは命の危険を感じました。
旅先では「酒は飲んでも飲まれるな」。これ大事です。
さいごに
旅のトラブルをいろいろあげてみましたが、ほとんどが自分が気をつければ避けられることです。
何事もなかったのでこうして笑い話になりますが、ひとり旅は特に気を引き締めなければいけないなと感じています。
とはいえ、最低限気をつけていれば、旅は出会いもあるし、ひとり旅ならではの楽しさもあります。
私の失敗談を参考にして、安全には十分注意しながら旅を楽しんでほしいなと思います。
では!