赤ちゃんを連れてのお出かけや移動は準備がいるし、荷物も多いし、何かと大変ですよね。
特に飛行機での移動は途中で降りることができないので心配なことも多いと思います。
私はこれまで子どもとの飛行機移動を3回経験してきました。子どもが生後50日頃、生後8ヶ月、そして生後11ヶ月の時に飛行機を利用しています。
それぞれの時期で移動中の大変さがありました。
これから赤ちゃんと一緒に帰省する人や旅行する人の参考のために、赤ちゃんとの飛行機移動について大変だったことなどをまとめてみました。
初の飛行機移動は意外と楽だった
出産は里帰り出産だったため、産後に娘を連れて飛行機に乗る必要がありました。
1ヶ月健診で発育や健康状態を確認してもらい、その後自宅へ戻る日にちを決めました。
生後8日未満では搭乗できない航空会社がほとんどです。
1ヶ月健診を終えてからの移動が安心です。
この時期は1日のリズムもできていないし、寝ている時間も長いです。なんとか搭乗時間と授乳の時間を調整して、機内で寝かせる作戦に!
赤ちゃん連れの場合、優先搭乗できるので、声をかけてくれたCAさんにミルクを作ってもらいました。
いつ頃飲ませるか、どれくらいの温かさか、そんな細かいことまで気にかけてくれて感動しました。「ちょっと熱いかもしれないので」と言って、冷やすための氷も一緒に持ってきてくださったのには感動しました。
離陸時と着陸時は気圧の変化で耳が痛くなると聞いたので、その時に飲ませようと準備しましたが、離陸時はぐっすり寝ていて必要ありませんでした。
あと30分ほどで到着という頃、少しぐずつきましたが、準備していたミルクを飲ませるとまたすぐに寝てしまいました。
飛行時間の半分以上は寝てくれたので、大変なことはなく楽でした。
動きたい時期の飛行機は辛い
生後50日の飛行機は楽でしたが、逆に1歳間近の移動は大変でした。
外に出れば目新しいものが気になって手が出るし、あちこち動きたい時期です。しかもこの時は私一人で娘を連れて移動しなければならず、とにかく疲れました。
よく旅行記などを見ると、「キッズスペースで遊ばせて疲れさせたら寝てくれた」という報告があるのですが、地方の空港ではそれが使えません。
待ち時間に抱っこしてあやしつつ、なんとか寝かせようとするものの無理でした。
機内に持ち込む荷物も大荷物。飲み物、音の出ないおもちゃ、絵本などなど。
おもちゃに飽きると次にものを出し、絵本に飽きたら、今度はまた違うおもちゃを出して・・・
それでも途中で飽きて少しぐずつきはじめました。
そこで取り出した最終兵器がとうもろこしでした。
その頃、とうもろこしを渡すとおとなしくすることが多かったので、事前に家で茹でて保冷剤と一緒に持ってきていました。
とうもろこし作戦は効果てきめん!
とうもろこしにかぶりつき、15分くらいはおとなしくしていました。
食べ物やおもちゃなどあらゆるものを使って、なんとか移動を乗り切ることができました。
一番心配だった気圧の変化
離陸時や着陸時、気圧が変化すると大人でも不快になることがあります。
赤ちゃんを連れての飛行機ではそれが一番心配でした。
「ミルクやおっぱいをあげて」とよく言われるものの、離陸時に飲ませたらおなかいっぱいになって、着陸の時に飲まなくなるのではとも思いました。
そこで離陸時には、おしゃぶりを使用し、着陸時にミルクやおっぱいで対応しました。
もう少し大きくなったら飴などでも対応できるので、少し楽になるかなと期待しています。
気圧対策では、いつ頃あげたらいいのか?もわからず、とても不安でした。
今思えば、優先搭乗の時にCAさんが声をかけてくれるので、どれくらいのタイミングでミルクをあげるのがいいかを聞けばよかったです。
ANAやJALのホームページでは、赤ちゃんとの空の旅についてサービスや注意することなどが掲載されています。
さいごに
3回の飛行機移動は少しぐずつきそうなことはありましたが、何とか早めに対応して無事に乗りきることができました。
ちょっとこわもての男性が隣に座ったときはドキドキしましたが、娘と目が合うとあやしてくれたりしてほっとしました。周りの方も優しくて本当にありがたかったです。
飛行機移動は大変なことも多いですが、旅先や帰省先でのみんなの笑顔のために、これからも対策をしながら乗りきっていきたいと思います。
では!