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【ちばる食堂】認知症と診断された人が働く沖縄そばの店【岡崎】

ちばる食堂

以前ネットニュースで認知症の方がスタッフとして働く「注文をまちがえる料理店」が話題になっていました。

仕事で認知症の方と関わったこともありずっと気になっていたお店。ただ場所が都内ということで訪れる機会はありませんでした。

そんなとき私の住む愛知にも認知症と診断された方がスタッフとして働くお店があるという話を耳にしました。

そのお店は介護福祉士の方が始めた沖縄そばのお店とのこと。

沖縄には行ったことがないけれど三線の音や沖縄の音楽が好きだし沖縄料理も大好き!

そんなわけで今回は子どもと一緒に「ちばる食堂」に行ってみました♪

店内はとてもおしゃれで料理ももちろんおいしくて本当に素敵なお店でした!

認知症と診断された方が接客する「ちばる食堂」

ちばる食堂

岡崎市の住宅街にある沖縄そばをメインとしたお店「ちばる食堂」。2019年4月にオープンしたお店です。

おしゃれなカフェのような外観で女性1人でもふらっと入りやすい雰囲気です。

 

こちらのお店の特徴は認知症と診断された方が接客しているということ

 

福祉の世界にいた頃は認知症の方と接することも多かったですが、福祉から離れるとその機会はほとんどありませんでした。

ちばる食堂のメニュー

ちばる食堂メニュー

ちばる食堂のメインは沖縄そば。

麺は日本に1つだけのちばる麺を使ったオリジナルの沖縄そばとのこと。

「かまたまぜそば」と「担々そば」も気になったものの今回は「ちばるそば」を食べてみることに。

ちばる食堂メニューちなみにセットメニューもあります♪

「ちばるそば」ときまぐれごはんセットを注文しました。

メニューにはないですが、子ども用のちばるそば(200円)も可能ということでそちらもお願いしました。

やさしい味のちばるそば

ちばるそば

こちらが私がオーダーした「ちばるそば」のきまぐれごはんセット。

写真にはないですが、子ども用のちばるそばは紅しょうがなしで小さなお椀に入ってでてきました。

麺はイメージしていたものと違って普通のラーメンに近くて食べやすい!

2歳の子どももバクバク食べていました。

そして子どもが「ちばるそば」以上に食いついていたのがセットで注文した「きまぐれごはん」。

いろいろな具材が入っていてとても美味しかったし、子どもも「もっともっと」と言いながら食べてました。

スープも優しい味でお腹も心も満たされました。

バラエティー豊かなちばるそばのメニュー

(2020年11月9日追記)

初めて訪れたのが1年以上前のこと。

それからふらっと何度か訪れていますがそのたびに魅力的なメニューが仲間入りしていて毎回ワクワクさせられます。

緊急事態宣言でなかなか外食できなかった時期はこちらの「ちば弁」にお世話になりました。

ちばる弁当

お店で食べるちばるそばも美味しいですがこのお弁当もとても美味しくて子どももパクパク食べていました。

ちばる弁当

現在も前日までに連絡すればテイクアウトできます。

 

 

夏に訪れたときにはアジア料理好きにはたまらないこんなメニューが登場していました。

 

パクチーたっぷりグリーンカレー風味の「グリリン君」。

 

こちらもパクチーたっぷりトムヤンクン風味の「トモヤ君そば」。

 

 

どちらも暑い時期にはぴったりなメニューでこの夏は何度か食べに行きました♪

ちばる食堂の定休日や営業時間など

営業時間:11:00~15:00(日曜日は11:00~14:00)

(夜の営業は要確認)

営業時間は時期によって異なる場合があります

定休日:水

住所:岡崎市久後崎町キロ7-1

ちばる食堂ホームページはこちら

電話:090-6092-0069

ちばる食堂でランチを食べて感じたこと

ちばる食堂

今回お店におじゃましたのは介護福祉士さんがやっているお店だからとか認知症の人が働いているからとかではなく、純粋に沖縄そばが食べたかったからでした。

「ベビーカーでもどうぞ」と声をかけていただき、座敷席もあったので子どもとのんびりご飯を食べることができました。

 

接客してくれた女性の方はとても笑顔がすてきな方で、子ども用のそばを運んできたときには子どもがこぼさないようにお盆を動かしたりしてくださいました。

そのさりげない気遣いがとても嬉しかったです。

 

私自身、社会福祉士として働いていた頃に地域の方向けに認知症の啓蒙活動のイベントなどをやったことがあります。

ただ形式ばったイベントだと認知症について知ってもらうことはなかなか難しいと感じました。

もちろん知っているのと知らないのでは全然違うし知識として知ることは大切です。

でも一度でも認知症の人と関わったことがあると、自分の身近な人が認知症と診断されてもそれを受け入れる気持ちのハードルが少しだけ下がる気がします。

 

病気や障害があっても地域で暮らしていくことは大切なことで大きな課題でもあります。

ちばる食堂はそういったことに対して、堅苦しく考えず、沖縄の空気のようにゆるやかに自然体でそれに取り組んでいるように感じました。

何よりも働いている人たちがみんな自然体でそこが大切な「居場所」になっていることを感じました。

さいごに

ふらっと訪れて入ったお店でしたがとても居心地が良いお店で「ちばるそば」も美味しかったです。

子どもも大人も誰でも利用できる「家」のようなお店で、そんな素敵な場所が私の住む愛知にもあるということがなんだかとても嬉しくなりました。

また機会を見つけて訪れて今度は他のメニューも食べてみたいと思います。

では。

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