備忘録

15年前新入社員だった私へ伝えたい「居場所と逃げ道の大切さ」

最近数年前に書いた自分の文章を目にする機会がありました。

「新入社員だったあの頃の私に伝えたいな」

自分の書いたものを久しぶりに読んで一番最初に感じたことです。

あのときの自分に伝えたいこと。そして今も大切にしていること。

過去の文章を再構成して掲載してみました。

就職氷河期世代

学生時代に広告の勉強をしていて新卒で入った会社は地元のマスコミ。

記者志望だったけれど国語があまり得意じゃなくて広告営業での採用になった。

就職氷河期だったから就活は頑張った。エントリーシートを何十枚も書いて、毎日就職サイトとにらめっこしていた。

あれだけ頑張った就職活動。

でも営業がキツ過ぎて、結局メンタル病んで辞めちゃったけどね。

当時のことを今でもときどき思い出す。

あのとき夢中になれるものがあったら

あのとき仕事のことを忘れてバカみたいに笑える場所があったら

もしかしたらもっと長く仕事を続けられたのかなって。

居場所と逃げ道の大切さ

数年前に友人に誘われてあるロックバンドのライブに行った。

みんな前のめりになって頭を揺らしたり、叫んだりして。

その雰囲気がとにかく楽しくて仕事以外の居場所がある人は強いと思ったんだよね。

子どもが生まれてからは行ってないけれど、実は以前は地元サッカーチームのサポーターとしてゴール裏でよく応援していた。

知らない人と一緒に肩を組んで歌って、夢中で叫んで、点が入るとみんなでハイタッチ。

ライブで感じた高揚感とか一体感。

それに近いものをゴール裏では感じる。

大人になって、馬鹿みたいにはしゃいだり、誰かと一緒に喜んだり、ときには泣いたりできる場所があるのは幸せなのかもしれない。

サポーターになるきっかけ

福祉職の友人と飲みながらよく話すんだけど

やっぱり「居場所と逃げ道」って大事だなって思う。

広告営業をしていた時に居場所と逃げ道があれば、もっと長く続けられていたのかもしれない。

でもそのままあの会社で働いていたら今の夫に知り合うこともなかったんだろうな。

そういえばサッカー観戦の楽しさを教えてくれたのも夫だった。

新卒時代に社内では地元サッカーチーム関連の仕事もやっていたのに、その時は全然興味がなかったしね。

まさか地元を離れて地元チームのサポーターになるとは思ってもいなかった。

そう考えると結果オーライ、かな。

仕事や学校以外の居場所を持つこと

家と職場(あるいは学校)以外に1つ以上居場所があるといいよ。

居場所とか逃げ道は没頭できる趣味とかでもいいと思う。

それと今悪いことが続いていても、それがきっかけで起こした行動の先に明るい未来が待っていることもあるよ。(たぶん)

 

逃げても大丈夫だから。

 

ちなみに私の明るい未来は今月中旬に予定している産後初のサッカー観戦。

ね?キラキラの未来でしょ。

昼間からビール飲んで

大声で叫んで

知らない人とハイタッチして

そして

こぶしを高くあげて声が枯れるまでチャントを歌うのだ。

さいごに

いつもと違った感じで書いてみたくなり、過去の文章を再構成しながら書いてみました。

友人と飲みながらいつもこんなことをダラダラと話しています。

それはサッカー観戦以外に持っている私の居場所の1つでもあります。

あなたの居場所はどこですか?

では。

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