育児

【体験談】子育て中のパパママに優しい会社で働いてみた

これまで2度の転職を経験してきて、男性の多い体育会系の職場や逆に女性が多く休憩時間はたくさんのお菓子が並ぶ職場などを見てきました。

それぞれ職場のカラーはありますが、その中で特に子育て中のパパママに優しい会社で働いていた時はいろいろ気づくことや感じることがありました。

まだ子どもがいない時に見た「パパママに優しい会社」の現状。

そして子どもができて、職場から離れて見えてきたこと。

子育てだけでも大変で、なんなら私は家事だけでもいっぱいいっぱいなのに、仕事しながら育児も家事もしている人はすごいなと思いながら記事にしてみました。

子育て中のパパママに優しい会社はどんな会社?

ずばり休みが取りやすい会社でした。

女性が多く、子育て経験者がたくさんいたので、休むことに理解のある人が多かったのです。

子どもの行事はもちろん、急な子どもの体調不良でも休みが取りやすい環境でした。

また産休育休中から第二子、三子の計画を立てて、連続して数年休んでいる先輩たちもいました。周りも当たり前のようにそれを受けいれていたように思います。

子育て中のパパママに優しい会社で働く人たち

会社では書類に目を通すのが早い課長だったり、部下の話を聞くのがうまい係長だったり、あるいは常にピリピリしている所長だったり。

それぞれの立場でみんな働いています。

でも家へ帰るとパパやママの顔。

その顔は職場では決して見られない表情で、偶然そんな顔を見られるとなんだか嬉しくなります。

PTA会長の係長

私の会社では仕事のスケジュールはすべて社内ネットワークで共有し、個人の予定をお互いに見られるようになっていました。

ある時ふと直属の上司である熊みたいな係長の予定を見ると、今週の予定に「PTA総会」とありました。

他の週も見てみると、小学校の行事がたくさん。

後から知ったのですが、係長は小学校のPTA会長だったのです。

仕事の予定表に学校行事を記入していて、思わず笑ってしまいましたが、熊係長のおかげで部下たちは休みの希望を出しやすかったです。

暴風警報発令で半分以上お休み

ある日のこと、台風の影響で朝から暴風警報が発令されていました。

とはいえ会社員ならなんとか仕事に行けるかなというレベル。おそらく午後からは落ち着きそうな気配でした。

そんな時に困るのは小さい子がいるママたち。

保育園などが臨時休園で預け先がないため、仕事を休むしかありません。

私が当時所属していた部署には、保育園に子どもを預けながら働く女性たちがたくさんいました。

私が早めに職場に行くと、フロアにはほとんど人がいない・・・。

そう、みなさんお休みでした。

いつもは十数名いる部署もこの日はとても静かで、男性職員数名と子育てが落ち着いた女性数名だけの出勤でした。

年に1回のイベント前日だけど準備よりも運動会

私の会社では年に1回地域の人たちも参加する大きなイベントをやっていました。準備も半年以上前から行い、会場設営もかなり時間がかかるものです。

もちろんイベント前日も準備でかりだされるのですが、その日はきまって小学校の運動会の日。

その小学校に子どもを通わせている職員も多く、イベント前日の人出が欲しい時に職員の数が足りないということがよくありました。

秋の気候の良い時期なので仕方ないとはいえ、なんとかならないのかなと毎年思っていました。

子どものいない私がパパママに優しい会社で感じたこと

当時、この職場で働いていた時、私にはまだ子どもがいませんでした。

うつ病で薬を服用していたので、なかなか妊娠を考えられなかったためです。

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子どものことで休みをとる先輩たちを見て、自分もいつか子どもが生まれてもここなら安心して仕事が続けられそうだと思いました。

残業ができないため休みの日に残った書類を処理する先輩などもいて、尊敬する職員もたくさんいました。

ただ残念ながら疑問に感じる人もいました。

事前にわかっていた息子さんの入院と大事な仕事の予定が重なっていたにも関わらず、調整を一切行わず、休み前日に丸投げしてきた女性がいました。

突然渡された書類の処理と翌日からの仕事の調整に追われながら、釈然としないまま仕事をこなしました。

すべてのワーキングママがこんな人たちばかりではないのはわかっていましたが、「子どもがいないなら残業できるよね」と上司に言われたこともあり、不公平感も感じていました。

有給休暇を申請する理由もない子なしの私は、子どもの行事で休むパパママがうらやましかったです。

心の中ではワーキングママに対して妬みや嫉妬があったのかもしれません。

子どもができて今感じること

仕事をやめて母になった今、多くのママたちがどれだけ大変な思いで時間をやりくり仕事をしてきたかを知りました。

子どもは待ってくれないし、自分の思うように時間を使えないことがほとんどです。

そんな中でも限られた時間で働き、会社を出ると母親の顔になる女性がたくさんいます。

仕事のかわりはいくらでもいます。でも子どもの母親は1人だけです。

その人が急に休んでも問題ないような組織であるべきなのかもしれません。

忘れられない上司の言葉

営業時代、トップセールスマンだった上司にいつも言われていました。

「再現性のある仕事をしろ」

「得意先が自分のことを気に入ってくれて売り上げがのびるのは嬉しい。でも担当が自分から変わって、売り上げが落ちるようではダメなんだよ」

「自分じゃなくても買ってもらえる仕組みを作らなきゃ」

営業から離れてからも、この上司の言葉はずっと心に残っています。

休むことを前提とした言葉ではないのですが、会社での仕事とは本来こういうもので、ワーキングママはもちろん、これはすべての会社員に通じることなのかもしれません。

さいごに

仕事の目的は人それぞれです。

お金のために働く人がいれば、自分の成長のために働く人もいます。

でも同じ会社で働いている以上、お互いに理解しあうことが大切です。

急な休みの裏では必ず誰かがカバーしてくれています。

そして申し訳なさでいっぱいになりながら休みの連絡をしている人がいます。

「カバーしてくれてありがとう」

「看病で大変だったね」

お互いにそう声をかけあえる職場にまた出会える日を信じて、これからの自分の働き方を考えていこうと思います。

では!